2004年07月15日
九官鳥を散歩する老婆
歩いていると、色々な人に出会います。
「宇宙村村長との第三種接近遭遇」や「本当に"ご近所"で"援助"な出会い」(これはただの通勤時ですが)でお伝えした通りです。
外ヅラだけは良いので、こういう一瞬の邂逅がとても楽しみです。人生、ひょんなことが美しいのですから、ひょんにまかせてひょんひょん生きたいものです。
とはいえ「人間大好き」などとは口が裂けても言えません。「好き」と「嫌い」、どちらか選ぶなら迷わず「嫌い」です。「好き」を選ぶ人は余程強靱な精神の持ち主か、恐れ気ないだけ、つまりバカだと思います。
大体、「コミュニケーション」などとしゃあしゃあと口にする人間に限って、安全圏でしかものを言わないものです。まして「趣味は人間観察です」などとほざく輩は、二度と「観察」できないように檻のこちら側から関節へし折ってやりたいです。「危険は承知」でこそ、奇跡的な「袖触れあい」もあり得るというものです。
そんなわけで、人と会うよりも動物を見つける方がもっと楽しみです。
ロバがいた時はどうしようかと思いましたが、散歩していると「散歩されてる」「自主的に散歩してる」生き物とすれ違います。
でも、九官鳥を散歩するのはナシだと思いましたよ。
写真だとちょっとわかりにくいのですが、改造した「お散歩専用」買い物カートを押して歩いている老婆です。
「きゅーちゃん」には到れりつくせりでも、お宅は荒み切っているのが容易に想像つきます。
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