AMラジオICレコーダーはお部屋の電磁波を記録する
「ラジオ講座録音にサン電子トークマスター」で触れているように、サン電子トークマスターというAMラジオ内蔵型ICレコーダーを愛用しているのですが、これを使っていると時々妙なノイズが録音されています。
ひどい雑音でプログラムまるまる聴き取れないこともあれば、瞬間的にブンッザザーッというような音が入っていたり、色々です。
AM(振幅変調)というのは周囲のノイズの影響を受け易い変調方式なのですが(FMはノイズに強いが約三倍の周波数帯域を占有する)、その時々の部屋の電磁波状況を素直に記録してくれているのです。パソコンを起動したときはもちろん、携帯の充電器のそばにおいてしまっただけでもノイズが入ります。iBookがスリープから醒めた時には「キュキュッ」という独特の可愛い音が入っています。
先日、聞いたことのないタイプのノイズが録音されていました。
ホワイトノイズ系ではなく、単発のノイズでパターンがあるのですが、最初は何の音だかわかりませんでした。ガガッとスタートして、ジジーッと続いて、という周期を繰り返します。この時点で部屋で何をしていたのかの記憶も辿って、やっとわかりました。
「プリンターだっ!」
……こんな使い方はトークマスターの本義とは何の関係もないのですが、結構推理を楽しめます。肝心の録音が聴き取れないくらいになっていると、さすがに悲しいのですが。
AMラジオICレコーダーはお部屋の電磁波を記録する
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しばらく推理を続けると、ノイズだけで周囲の電子機器が何して
たか手に取るように判かるようになったりするんでしょうねー。
人間のパターン認識力ってスゴイですよね。
仕事柄、工場の制御パネルなどを眺めることが多いのですが、
パネルランプの明滅パターンを見ただけで、状況が判っちゃった
りするんですよね。
うちのPCのスピーカーとして使っているミニコンポは、携帯に電話やメールが来る直前にジジジ・・・という音を出したり、部屋のファンヒーターをつけるとディストーションのかかったギターのような微かな音を出したりします。
他にも何を受信してるのか時々CD部分からガガガ・・・という作動音を出したりしますが、これは単に壊れかけているだけかもしれません。(笑
Posted by: びおれ at 2005年03月09日 21:05>ikeさま
決まった環境のもたらす微視的効果ってすごいですよね。しかもちょっと場を離れるとすぐわからなくなったりする。きっと人は退屈に耐えられないのでしょうね。
>びおれさま
「直前」ってのがいいですね(笑)。「来るっ!」とかわかっちゃう、という。ニュータイプかっみたいな。