ノストラダムス 外れた予言の保障期間
こちらのエントリで話題にされていましたが、先日貝塚さんとお話した時、ノストラダムスの話題が出ました。
滅亡予定の日を越えて生きていた事を記念し、ピアスを開けられたそうです。
告白しますが、わたしもノストラダムスのオッサンには大分振り回されました。7月が過ぎても「絶対2000年問題のことに違いない」とか信じておりました。
人類滅亡しないなら、就職しておけばよかったです。
ちなみに、ジョン・C・リリィの記事で話題にしましたが、中学高校の頃のわたしはオカルティストでした。コリン・ウィルソンを愛読するだけでなく、自ら予言を行っていました。
当然のようにことごとく外れて、「予言も外れた時の保障とかつけるべきだよな」と友達からクレームを受けたことがります。
ソフトウェアみたいに、間違えていたらver1.0.2とかちまちま修正するスタイルが、予言ビジネスには合っているような気がします。
『ノストラダムス予言集』P.ブランダムール 岩波書店 ¥3,360
何と1999年の7月に出版された本です。文献学的な研究書のようです。久しぶりに読んでみましょうか。
『インチキ科学の解読法 ついつい信じてしまうトンデモ学説』マーティン・ガードナー 光文社 ¥1,785
おいらが10年前行ってたダンススタジオの先生は、「1999年に地球が滅びるから、30歳まで(その年まで)後先考えずに好きなことやって死ぬんだ!」とのたまっておりました。普通に5年ほどたった今、彼がどうやって生活しているのか、興味があります(笑
予言の保障といえば、細木かずこ先生を置いて右に出るものはいないでしょう。「ヤワラチャン金メダルの件は外していない。私は『難しい』といったんだ!」
笑えん(笑)! でもその先生は充実して生きたんだし、それでいいんですよ。今度は「やっぱり2030年に滅ぶ!」とか思い込めばいいんです。あたしはそうするぞ!
「難しい」って日本語はいいですよね。英語で「多分ダメだけど」という含みでdifficultを使うと、意外と希望を持たせてしまったりして失敗します。
あたしは「かもしれない」好きです。「かもしれない」だけなら何でも言えます。「明日人類が滅ぶ!かもしれない」とか。