ノーパン対ノーブラ
ズバリ、家ではノーパンノーブラです。
家でノーブラは普通だと思うのですが、ノーパンはさすがに初めからではありませんでした。「クラランスで妊娠線に挑む」のような事情でボディラインを気にしたこと、それから何となく「こんなもの別になくてもいいんじゃないか」と魔が差したことがあります。コンビニや近所のスーパーくらいなら、余裕でノーパンノーブラです。
昔ノーパン健康法というのがあったと思うのですが、やっぱり締め付けるものはよくない気がします。大手小町にもノーパンのスレッドがありました。ノーブラの話題も存在します。
ノーパンと美容・健康については結構話題が豊富で、「まよのノーパン健康学ゼミナール」というサイトには色々情報があります。その中に「ベトナムのホーチミン市に住む女子高校生の間ノーパン健康法が流行」というすごい記事がありました。
最近、ベトナムでは受験勉強が激化している影響で、ストレス性の便秘が少女たちに蔓延。そんなお通じの悩みを持つ女子高生の1人が「お腹への締め付けをなくせば、便秘が解消するかもしれない」と考え、せめて眠るときだけはノーパンでいようと決意した。この女子高生、さらに睡眠時以外もノーパンを慣行しようと、アオザイの下はノーパンというオヤジが大熱狂しそうな出で立ちで通学したところ、学校から注意を受けたそうです。
すると、2カ月を過ぎたころから、信じられないほど便通が良くなり、しかも以前から悩んでいた皮膚炎や頭痛まで解消された。この事実を友人らに話すと、あっという間に口コミで広まり、学校中に「珍健康法」が浸透していった。
某名門高校の校長は「ノーパンが体にいいという医学的根拠はない。すぐにやめなさい」と女子高生らに説教した、とのこと。身体に良いと立証されてしまったら、ノーパンOKになるのでしょうか。
ノーパンに比べると、ノーブラが健康面で注目されることはあまりありません。明らかにパンツ以上に締め付けるものですが、正に締め付け矯正すること自体を目的にしたものなだけに、今更ツッコミも入れられないのでしょうか。
微乳なら、成長・生理などで痛い時以外、純粋な実用としては必要ないものです。ハイヒールと一緒で、明白に女性を記号化するための纏足的アイテムに他ならないのです。だからといってノーブラ・スニーカーで通勤したりなどは死んでもしない辺りが、権力の犬なのですが。
「ご近所ノーブラ」主義者にとって、冬は素晴らしい季節です。夏ともなると、さすがにノーブラでは気まずいものがあります。巨乳さんはもちろん、微乳は微乳で別の意味でヤバいものがあります。わたしなどは微妙すぎてシャレになりません。
この点、ノーパンはジーンズでも履いていればまず発見されることはありません。パンツは、より基本的アイテムにも関わらず、身につけていてもいなくてもよりわからない、という複雑な位置づけにあることがわかります。
エロ的価値をAmazon売れ行きランキングでチェックしてみても、「ノーパン」一位が『女子校生ノーパン痴漢バス(3)』DVDの20,770位に対し、「ノーブラ」のトップは『ノーパン ノーブラセーラーズ 大胆不敵なムチプリ女子校生』DVDの71,516位で、しかもこちらには「ノーパン」がキーワードとして含まれています。ノーブラは所詮、ノーパンと抱き合わせでしか商品にならないのでしょうか。哀れ、ノーブラ。
ちなみに、両方「女子校生」が含まれていますが(「女子高生」の意でしょうか)、女子高生のノーパンノーブラ率というのは他の階層に比べても少ない気がします。だからこそ価値があるのかもしれませんが。
さらに関係ありませんが、押井守の『アヴァロン』を見た時は、女優さんのノーブラぶりが気になって仕方がありませんでした。そんなところに注目して見ているわたしは、かなり人格歪んでいます。
気の使い方ではノーブラの方が面倒なのに、健康・エロ両面共にノーパンの勝利のようです。
TrackBack石倉さん、はじめまして。
いつも楽しく拝見しております。
私もご近所ノーブラ主義ですが、条件が許せばそんな窮屈なものはしたくない、という女性が大多数ではないでしょうか。
温泉なんかで浴衣の下にはつけないですからね。
ノーパンもやったことがありますが(笑)確かに素敵な開放感ですね。
ノーパンよりノーブラのほうが倫理的?ハードルが低く、自宅ノーブラは暗黙の了解なので、健康面においては敢えて話題に上らない、ということではないかしら?
ブラは男性のネクタイみたいなもので、社会的記号なのでしょう。
でも寝るときもブラをつけている、という人が何人かいて、びっくりしたことがあります。
Posted by: LEE at 2005年01月16日 12:44寝る時ブラ、わたしのお友達にもいます。「しないと不安定」とのことですが、そんなものなのでしょうか。不安定などと一度で良いから言ってみたいですが(笑)。
窮屈でうっとうしいですが、一方でそれこそネクタイと一緒で、「身が引きしまる」みたいな効果もあったりして(笑)、気分の切り替えとポジティヴにとらえられれば良いんじゃないかな、と思っています。