AP100SPのフタに 手作り保湿クリーム
「トゥヴェール HR-01ヒアルロン酸使用感」で触れていた手作り保湿クリームに挑戦してみました。ビタミンC誘導体AP100SPはイオン導入にも化粧水使いにも良いのですが、乾燥感があるため、フタとなる保湿クリームを手作りしてみよう、ということです。
使ったのは化粧品原料センケンの手作りクリームの材料です。
手作りクリームの材料 1,000円
価格も1,000円とリーズナブル。精製大豆レシチンとホホバオイルのセットです。
作り方としては、まず精製水で精製大豆レシチンを溶きます。かなり細かい粉末ですので、ビンを開ける時は飛び散らないように注意して下さい。少しずつ材料を加えながら割り箸か何かでかき混ぜます。精製水の量は25mlが基準になりますが、お好みに合わせて加減して下さい。わたしはクリームというより乳液が欲しかったので、水を多くしました。
次にこの溶液を湯せん(電子レンジも可)で暖めながら、ホホバオイルを加えていきます。ちょっとずつ入れながら、分離しないように徹底的に混ぜます。
最後に目的に合わせて美容液を加える、とあったので、試しにAP100SPをほんの少しだけ入れてみました。
ビンはもちろん何でもOKです。わたしはハーブのステビアを入れていたものを流用しましたが、ジャムの空き瓶でも大丈夫でしょう(笑)。
さて使用感ですが、調子に乗って水を多くしすぎたためか、乳液にしても軽くなりすぎてしまいました。またAP100SPも入れない方が良かったようです。大体、この乳液はAP100SPを使った後の保湿目的なのですから、「せっかくだから何か入れないと」などと貧乏根性を働かせたのは失敗でした(笑)。次はもう少し濃い目の純粋保湿乳液にしてみます。この辺りを調整できるのも手作りならではです。
でも大豆レシチンとホホボオイルの感触は大変良く、しつこくなく程よく皮膚を守ってくれている心地です。何より添加物が入っていない、自分で作った、ということに満足感があります。初めは湯せんなどをするのが面倒ではないかと思っていたのですが、やってみるとお料理みたいで実に楽しいです。というより、要するにやることはお料理と一緒で、良い化粧品というのは「食べても大丈夫」なものなのではないかと思います。
最近はアトピーの治療でも「脱保湿」などと言われ、乳液やクリームに頼りすぎるのは良くない、とされています。それだけに、何が入っているかわからないような市販製品より、コントロールできる安心感があるようにも思います。
プロセスから楽しめ、心を癒せるスキンケアです。
ちなみに、美容液としての機能を求める方には、目的に応じて様々な原料が用意されています。美白目的のセットもあります。
白肌クリームセット 3,800円
ビタミンC誘導体やハイドロキノンがセットになっています。ハイドロキノンは元々医療用に使われていた強力な美白成分で、わたしも医師に処方してもらったことがあります。クリームに使う濃度なら良くも悪くも急激な反応は起こらないでしょうが、本当に効くので一時的に炎症を起こす可能性があります。炎症といってもホワイトニングの課程で赤みを帯びる程度ですが、この時に紫外線に当たるとかえって色素沈着の原因になってしまうこともありますから、試すなら紫外線の弱いこの時期からが正解かもしれません。ビタミンCと併用すると相乗効果があります。
部分的なシミに使うと、シミではないところから先に美白効果が出るので一時的にかえって濃くなったようにも見えますが、化粧品に許されている中では良くも悪くも実効力の強い成分です。
他にもヒアルロン酸など様々な原料がありますから、皆さんも楽しんで試してみて下さい。
AP100SPのフタに 手作り保湿クリーム
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