2004年11月11日
心当たりのある格闘技者、皮膚科の先生は、こちらに詳しい情報がありますので、是非確認してみて下さい。
格闘家を襲う新型真菌症
日系メディカルより。
南米で発生し、北米や欧州で猛威を振るう白癬菌が、日本にも上陸、菌の名前はTrichophyton tonsurans。柔道やレスリングなどの格闘技で、相手と接触した際に、皮膚の小さな傷からすかさず侵入する、感染力の強い菌だ。たった一回組み合うだけで感染してしまうこともある。T.tonsuransは強い感染力を持ちますが症状は軽く、皮膚の接触部分にいわゆるタムシ様の紅斑を示し、湿疹と誤診されてしまうケースも多いとのこと。記事の中ではセロハンテープを利用した簡易的な菌採取法が紹介され、治療法としては抗真菌薬の内服が原則とされています。
心当たりのある格闘技者、皮膚科の先生は、こちらに詳しい情報がありますので、是非確認してみて下さい。
それにしても、たった一回のスパーリングでも感染してしまうとは恐ろしいですね。やっぱり格闘技は打撃系に限ります(笑)。試合に勝って白癬菌に負けないようご注意を。
『病原真菌と真菌症』山口英世 南山堂 5,145円
『病原真菌と真菌症』 山口英世 南山堂 5,145円
『真菌の今日的意味』螺良英郎 占部治邦 鍬谷書店 6,090円
Comments
新種の白癬菌ですか。私の父も白癬菌にはずいぶん手を
焼いておりましたが。(^-^;
そんな父を思い出したせいか、基本的には打撃系(とは申し
ましても、総合に顔を出したり、プロレスのリングに上がったり
しておりますが)の私もちょっと不安を感じましたり。(^-^;
や、今のところ大丈夫そうですが。
ともあれ情報提供に感謝いたします。m(_ _)m
Posted by: Kurage72A at 2004年11月11日 23:47はじめまして。
私も最近まで打撃系の格闘技をしていたのですが、練習で拳を怪我した人の後の血だらけのミットを打つときは病気や細菌の感染が怖く、血の隙間をピンポイント攻撃していたのを思い出しました…
格闘技をやっている人は、やっぱり根性系というか、感染怖がったりするとヘタレみたいなノリがあるかもしれませんが(笑)、やっぱり身体は大事に、というか人にうつしてしまうしまうかもしれないものには注意してほしいですね。
>ミットの血
わかります(笑)
Post a comment