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2004年10月30日

一方通行のトラックバック

 粗食と美食のガストロノミーさんで、リンクや言及のない一方通行のトラックバックが話題になっていました。その中で引用されているいかんともしがたいさんの表現が本当に適切だと思うので、孫引きさせて頂きます。

トラックバックとはホームからアウェイへの招待状のようなもの。
誘われるとうれしいから出かけていくんだけれど、訪問しても自分の記事についてたいした言及もなく、じゃあなぜこんな招待状をよこしたのさ?と凹んでしまう
 同感です。このブログも明らかに宣伝目的のトラックバックを打たれることがあり、最近は「関係のないトラックバックは削除します」と明記するようになりました。ただ中にはトラックバックのシステム自体を理解していないのではないか?と疑われるものもあり、バッサリ削除するのが気がひけることもあります。
 また「最新のトラックバック」にトラックバック元は表示されても、どの記事にトラックバックしたものなのかが表れないデフォルト設定への疑問にも、大変共感します。わたしも前々から不満に思っていました。というか、うちはMovableTypeなのですがトラックバック先を表示するタグというのがそもそも存在しないようです。blog質問箱:リーセントトラックバックでもはっきり言っていますから、多分間違いないでしょう。
 eternal transitionの方では、一方通行ぎみにしようという意図もあり、コメントは基本的にクローズ、「最近のコメント」「最近のトラックバック」表示もやめてしまいました。もちろん、個別ページではトラックバックを確認できます。

 コメントやトラックバックは基本的に嬉しいものなのですが、純粋な宣伝や愚劣すぎるコメントなど、時にうんざりさせられることもあります。有用な議論は大歓迎ですが、あまり無理して「どんどんご意見下さいね!」なポーズを取る必要もないでしょう。
 もとより「開かれた議論の場」など軟弱リベラルの幻想にすぎず、その「場」に上がれない者の排除に下支えされています。ブログを持っていない、トラックバックの打ち方がわからない、そもそもネット環境にない、と切り捨てに捨てているわけですから、言葉を交わすこと自体すでに敷居を設けたリングの中のゲームにすぎないことを自覚すべきです。
 「ルールを守れない者はリングに上がる資格がない」などは言葉遊びにすぎず、「許可なく撮影を禁止する」の掲示と変わりありません(果たして「許可」がおりることはあるのか? どこで許可されるのか?)。これは域を設けることを否定しているのではなく、排除の罪を引き受けてなお語るのをやめるな、ということです。

補遺:
と、言ってる先から前にもトラバのあったコイツからこのエントリにトラバがあって、あんまりムカつくのでさらして宣伝してあげます。お前のことだよ、バカ。>やっぱりリンクは解除。言及しているつもりらしいですが、こんなカラミでしょうもない日本語でトラバ打たれると不快なので。

補遺2:
いかんともしがたいさんがトラックバックについて新しい記事を書いて下さいました。今度は留守番電話のたとえです。例え話のうまい人は頭が良いので、感心してしまいました。「トラックバック買い手市場説」も面白いです。うまいなぁ。

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一方通行のトラックバック

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Comments

石倉さん、反応していただいて嬉しいです。

一方「ルールなんてうざい。気に入らないトラックバックがきたら消せば良い、消されても別に良い」みたいな意見もあるようです。
でも、消されることを前提として打つトラックバックなんて、なんだか虚しいですよね。
どうせ送るなら気に入ってもらいたいと思うんだけどなあ。

あんまり頻繁なのでかなりうんざりしているのですが(今日もこんなにさんざん言ってる先からさっそくありました)お返しにマナーに関するガイドラインの記事をトラックバックしたら感じ悪いだろうなあと思いつつ、いつかやりかねない自分を必死で押さえている状況です。

Posted by: ぷるみえ at 2004年10月30日 22:21

どもどもです。大人やー(笑)。
諭すのもどうかと思ったりして、どうせならキレる方が面白いんんじゃないかと、ごらんの通りネタを追加しておきました。ひと悶着ある予感でございます(笑)。

Posted by: at 2004年10月31日 03:57

石倉さん、素敵。好きです。

記事の言葉尻とか表面しか読まない人が本当に多いです。
全体を通して何を伝えたいのか分からない上に、その一部分にだけ反応してくる。
直感も大事だけど、直感にもセンスがあると思うんですよ。
> 言葉を交わすこと自体すでに敷居を設けたリングの中のゲームにすぎない
せめてこの意味が分かるだけの読解力が欲しい。

Posted by: ぷるみえ at 2004年10月31日 08:24

このたびはish様のブログの運営方針・考えに沿わない
トラックバックをしてしまったこと深くお詫び申し上げます。
すいませんでした。

トラックバックとは
『他の人のブログに関連する記事を自分のブログに書いたことを通知する機能』とドリコムHPやライブドアHPで表現されており、私のブログからトラックバックしても問題ないと思いトラックバックしてしまいました。
個人的な意見ですが、今までトラックバックはブログの管理人だけが見るモノではないと思っていました。

ish様のブログの表面的な部分のみしか私の頭では理解することが出来ませんでした。脱字・語彙力のなさでうまく表現することが出来なくてすいません。
補遺部分は今後の為にも削除せずに残して下さい。

Posted by: ムネノリ at 2004年11月01日 02:19
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