美白スキンケアで紫外線対策 2/2
「美白スキンケアで紫外線対策」予防編に続く還元美白編です。
<還元美白編>
「予防が一番」ということは前に書いた通りですが、それでも紫外線を受けてしまうことはあります。過去は書き換えられません。美白化粧品を使ったからといって劇的に白くなることはないでしょうが、目に見える色素沈着となってダメージが表面化するのを防ぐことはできると思います。自分の経験の中でご報告できることを書いていこうと思います。
※追記:その後、美白スキンケアとしてハイドロキノン化粧水を手作りするようになり、今ではすっかり手作り派です。こちらにハイドロキノン化粧水の作り方をまとめてあります。オススメです!
1 化粧品
美白コスメ使用リポートです。
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日焼け止めとして使えるということは前述の通り。で、白くなるかどうかというと、なかなか微妙です。結構ケミカルな感触で、表面てきに強引に美白っぽく働いている気がしますが、どうも体に悪い気がしてなりません。そういいつつ、お金のない時などに使っています。
ホワイトエッセンス SP
これは良いです。化粧水タイプとクリームタイプで2通りの商品ラインナップだった頃から愛用しています。手の甲に出して使う習慣なのですが、左手の方が微妙に白い気すらします。使い心地も良く、安心感があります。
ちなみに、ファンケルは洗顔も評価できます。使い分けているいくつかのうちに入れているのですが、エヴァンテもフェナティもクリアチューンも実際に使った上で推賞できます。肌質、状態、経済状況に合わせて選んだら良いでしょう。ただし泡立てにコツがいるので、慣れるまでは少し不便かもしれません。泡立て用のスポンジを使うと簡単です。わたしはエヴァンテを他のと併用しています。
ちなみに、オイルクレンジングに関してはファンケルマイルドクレンジングオイル圧勝です。ずっと愛用しています。
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美白というか保湿系なのですが、両者同根なのは周知の通り。お手頃価格のパックの中では一番お勧めです。
ボディ美白はこれです。数あるボディホワイトの中で、ちょっとでも信じられるものはこのイニシオのドラマティックCです。ちょっとお値段はしますが、効果を求めるなら紹介できるのはコレだけです。
口コミか何かでデコルテをうっかり灼いてしまった人が執念で白くした記述があって、影響を受けて始めました。本当に良いです。
ニヴェアのホワイトニング&ストレッチアップなどもお安くありますが、気休めです。予防的効果くらいはあるでしょうが。
2 サプリメント
草々に化粧品を切り上げ、サプリメント編です。
なんと申しますか、化粧品にはかなり限界がある気がするので、ホワイトニングについてはサプリを併用すると良いのではないかと思います。効果があるとしたら全身に働くわけですし、「予防が一番」という意味でも、日焼け止めとサプリ、そして保湿ケアをマメにしていくのが一番ではないかと思うのです。
肌状態を保つのにビタミンCが極めて重要なのは当然です。
FANCL ビタミンC
(1粒中)ビタミンC:350mg、ビタミンP:2.85mg、ビタミンB2:0.5mg
基本中の基本ですが、ビタミンCは水溶性ビタミンで、コラーゲンの生成に関わっています。鉄の吸収を助けたり、メラニン色素を抑えたり、美肌の第一歩栄養素です。
ビタミンPは、ビタミンに近い働きをするビタミン様物質で、ヘスペリジン、ルチン、ケルセチン等の総称です。ビタミンCの吸収を助ける働きがあります。
ビタミンB2も重要美肌栄養素。代謝に深く関わり、なかでも脂質の利用に必須です。つまり脂質をエネルギーにしてくれるビタミンなので、ダイエット目的でも吉。
普通の生活をしていればこんなに沢山摂る必要はないのですが、残念ながらわたしは喫煙者なので、利用しています。
他にビタミンE、亜鉛、βカロチンも大切ですが、美白という以上、これにプラスして何かの成分が欲しいところです。「美白サプリ」と呼ばれる商品一般の目玉成分は、なんと言ってもL-システィンです。
L-システィンはアミノ酸の一種で、皮膚において強い抗酸化作用を発揮し、皮膚細胞を守る働きがあります。メラニンの生成を抑えたり、できてしまったメラニンを少なくするため、しみを防ぐ効果もあるのです。ちなみに、二日酔いにも効くらしいです。
代表的な美白サプリや栄養剤は、ほとんどすべてこのL-システィンを主成分にしています。唯一ファンケルの「色白サプリ」はブドウ種子エキスを目玉にしていてL-システィンの含有量が低かったのですが、最近の「ホワイトアドバンス」へのリニューアルでL-システィン系に起動修正しました。ファンケルの場合、薬っぽいより「パワーが弱くても害のないもの」志向なので、こういう動きになったのでしょう。
成分はどれも似たりよったりなので、代表的なビタミン剤をL-システィンの単位量あたり価格で比べてみましょう。
ハイチオールC 180錠(30日分) 2980円 楽天最安情報
1日量6錠あたり
L-システイン 240mg
ビタミンC 300mg
パントテン酸カルシウム 24mg
99.3円/日 41.4円/100mg
L-システィン系ビタミン剤の定番です。1日100円近くと、お安くはないです。
レーベル ホワイト 180錠 2,499円 楽天最安情報
1日量6錠あたり
L-システイン 160mg
アスコルビン酸(ビタミンC) 800mg
リボフラビン(ビタミンB2) 6mg
塩酸ピリドキシン(ビタミンB6) 12mg
82.7円/日 51.7円/100mg
ハイチオールが高いので、以前コレを愛用していました。一日あたりの価格では安いのですが、実は一日量に含まれるL-システィンの量が異なるので、L-システィン100mgあたり換算にするとハイチオールより高いことがわかります。ビタミンB2、B6などを含むので、チョコラBB系の美肌ビタミン剤と認識すべきかもしれません。
アルフェホワイト 200錠(33日分) 2480円 楽天最安情報
1日量6錠あたり
L-システイン 240mg
ビタミンC 300mg
塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)6mg
パントテン酸カルシウム 24mg
74.2円/日 31.3円/100mg
セカンドラインというかジェネリックくさいというか、どこの世界でもある「無名で宣伝してないけどパワーは変わらない」ヒト。ちなみにわたしは、その手の美白系ビタミン剤として「ビハクタッチ」というものすごい怪しいものを愛用していた時があったのですが、ネット上にもまるで情報がなく、紹介を断念しました。IT社会の限界を見る思いです。
1日あたりの価格でもL-システィン100mgあたりの価格でも圧勝です。表記に偽りがあることもないでしょうし、そもそもこんなものは気持ちで飲むものですから、アルフェホワイトで十分な気もします。
「気持ち」などと言い始めたら、値段が高いこと自体にも意義があるので、こんな比較もちょっとバカバカしくなるのですが。
ちなみに、ファンケルの美白系サプリは、
ホワイトアドバンス 徳用タイプ 1,995円
1日量6錠あたり
ヒドロキシチロソール 19.8mg
L−シスチン 240mg
ビタミンC 300mg
ナイアシン 150mg
66.5円/日 27.7円/100mg
や、安いじゃないですか奥さん。1日辺りのL-システィン量は少ないですが、標準量1日分の価格でもL-システィン100mgあたりでもかなりお買得です。しかもホワイトアドバンスの目玉は、L-システィン単体ではなく、ヒドロキシチロソールとL-システィンの組み合わせによる「透明メラニン」効果。
シミの元となるメラニンには実は「透明メラニン」と「黒色メラニン」の2種類があり、肌の色はこれらのメラニンの割合で決まるとされている。たとえば、透明メラニンの割合が高ければ高いほど、肌は白く透明感があふれる状態に見えるのである。
とのこと。で、わたしも毎日飲んでます。
実は結構ファンケル信者です。「オールファンケル」ということではなく、実際に使ってみて良いところ、コストパフォーマンス的に釣り合う部分で、活用しています。コスメ・スキンケア・サプリ全体の3分の1くらいでしょうか。
ファンケルの良いところは、なんとなく「余計なモン入ってないだろ」という安心感があるところです。そんなものは所詮作られたイメージでしょうし社員も鬱病になった企業(2002.01.10)ですが、普通の企業ならそれくらい当たり前なので関係ありません。てか、社員の一人や二人殺しても構わないので、わたしのお肌の為に尽くして欲しいです。
ネット通販ならポイントも溜められます。わたしはもう何年もファンケルユーザーですが、コンビニやファンケルハウスでは一度も買ったことがありません。
以下のキャンペーン中なので、宣伝しておきます。
無添加スキンケア「フェナティ」 ファンケルの標準スキンケアコース。
マイルドクレンジングオイル 超お勧めです!
ビタミン・ミネラルサプリメント ビタミンCなど愛用。お安いですし、某D社よりは絶対良いと思います。
発芽米1kg998円(税込)
青汁 野菜好きなので必要ないのですが、何度か飲んだ感じは本当に飲みやすいです。青汁苦手な人にお勧め。
3 食べ物
最期は「栄養補助食品」ならぬ、まんま食べ物です。当然ながら、普通の食べ物で摂取できるなら一番ですよね。ビタミンCは当たり前すぎるので省略です。ちなみに、Cの多い野菜といえばブロッコリー、そしてゴーヤー♪
美白に有効な栄養と言えば、βカロチンと亜鉛が知られています。βカロチンは活性酸素を除去する働きがあり、メラニン合成阻害活性率の極めて高い栄養素です。亜鉛はDNAの分裂と再生を補助するミネラルで、皮膚の新陳代謝を助けるのですが、肌の代謝を高めることで結果的にシミ対策となる、ということです。
βカロチンの豊富な食品と言えばニンジンやほうれん草があります。ポイントは加熱処理。生の時より茹でた時、茹でるよりも炒めた方が吸収率が高まります。βカロチンは油と相性が良いのです。ただしニンジンはGI値が高いのでダイエッターは注意。
亜鉛の多い食品と言えば、レバーや貝類がありますが、おなじみの玄米にも結構含まれています。亜鉛の1日の必要量はおよそ10mgとされていますが、白米ごはん0.6mg/100gに対して玄米ごはん0.8mg/100gとなっています。さすがにご飯だけでは厳しいですが、大豆製品にも豊富ですから、普通に和食生活をしていれば問題ないはずです。
そういえば以前「まいたけでシミが消える」という話を聞いてやたらに食べていた時がありました。根拠があるのか不明ですが、マイタケにはβグルカンという免疫作用を高める物質が含まれていますし、繊維も豊富で低カロリー、食べて損はございません。何よりおいしいです。
独特の臭みがあるので苦手な人もいるようですが、味噌汁などマイタケだけでダシがとれます。汁ものなら水溶性のβグルカンを逃がしてしまうこともありませんし、非常にお勧めです。
探してみたら、南アルプスの白マイタケ屋というのを見つけました。キノコを自宅で栽培できるセットまであります。
キノコキッチン菜園ミニ
ちょっとやってみたくなってます。
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