2004年04月06日
世界湖沼会議の思いで
京都にいた時、たまたま飲み屋で居合わせた人が世界湖沼会議の参加者でした。
世界湖沼会議というのは、その名の通り湖やら沼やらの環境問題を語り合う集いらしいです。
ラジオアイソトープをバラまいて水流を調べるカナダのリサーチなど、環境を守っているんだか壊しているんだかわからない発表が行われているようです。
聞き耳を立てた当初、意味がさっぱりわかりませんでした。
というのも、わたしの脳の中では「せかいこしょうかいぎ」>「世界故障会議」という素晴らしい変換がされてしまっていたからです。
「会社の前の自販機にどうしても千円札が入らない」「昨日からウチのマシンが起動しなくなった。なんとかしてくれ」などという、「故障」の一点以外何の共通点もない話題が飛び交うシンポジウム。そんな脳内イメージが、バラ色に展開していきます。
すごいすごい! わたしも仲間に入りたい!
その時のわたしの目は、夢見る少女のようにキラキラ輝いていたと思います。
数十秒後、その目が富栄養化した湖の魚のようにどんよりと曇っていたのは言うまでもありません。
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