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2004年03月23日

年金制度改革について暴言を吐いてみる

 木村剛さんの「厚生年金はネズミ講か?」に、大量のトラックバックが集まっているようです。
 わたしを含めて、少なからぬ人が憂さをぶちまけているだけかもしれませんが、blog化したばかりで浮かれているので、遅ればせながら反応してみます。
 そもそも厚生年金受給予定者でもないわたしには何も言う資格はないのですが、バカなので外野から座布団投げます。

 年金運営や年金制度改革の問題点を指摘し、以下のように年金を「ネズミ講」になぞらえ、「若者に年金脱退権を認めよ」というすごい提言をされています。

 わが国の年金は「賦課方式」という「保険方式」を採用しているため、このネズミ講の仕組みに酷似した構造になっている。この仕組みが未来永劫続いていくと信じられている間はハッピーなのだが、それが幻想だと気付いた瞬間に崩壊してしまうという極めて脆いシステムなのだ。
 実際問題として、わが国の年金制度は、本当は破綻してもおかしくない内容なのに、魅力のない「年金」という商品を騙して騙して後の世代に売りつけようとし続けるあこぎな商売と化している。初期に参入して年金の受給者になった人々だけが幸せになる権利を享受することができるネズミ講ゲームなのだ。


 素晴らしいです。
 ずっと前にゲームに参加してあとは貰うだけの御老体のために、若者は搾取されているのです。
 今のお年寄りはお国のために色々頑張って下さったのでしょうが、頼んでやってもらったわけではないので、悪いですが知ったこっちゃありません
 若年層と中高年層の利害対立ということは結構気になっていて、なぜ老人無差別殺戮テロが起きないのかずっと不思議に思っていたくらいです。
 先日、過激な発言?で知られる医療経済の某大先生にお話を伺う機会があったのですが、「四人に一人がフリーターなのに、シルバーシート譲れるかってんだっ」と言って下さり、これも痛快でした。ちなみに、このセリフを入れたわたしの記事は見事に修正されていましたが。


 まぁ「老人死んで下さい」はシャレですが(書いてから言い訳)、「年金要らないし文句言わないから払いません」というのは認めて頂きたいです。
 個人的には、制度うんぬん以前に、とても65歳まで生きる自信がないです。
 というか、年金制度は若者がコンビニ弁当で早死にするのを計算に入れているとしか思えません。
 生殖能力を放棄して「人類の消極的自殺」に一票投じた国賊ニューハーフとしては、子々孫々のことより明日の我が身です。明日の為に十年後を投機するのが人生でしょうが、何に賭けるかくらいは選ばせて頂きたいものです。


 ついでに、先日ish barで盛り上がったバカ話を一つ。
 喫煙者は寿命を削ってタバコ税を納めている愛国者なのですから、「年金はオマケ」というのはナシですか。
 統計的にも、早死にすると「証明」されているのでしょう。だからこそ、タバコ収入を健康保険に回すという案も論拠を持ちうるのではないですか。
 それなら、受給予定総額が少なくなる予定の愛国喫煙者に、さらに重い年金を課すというのはいかがなものでしょう。
 心配しないでもちゃんと死んであげますし、ちょっとはマケて下さいよ。


 めちゃくちゃなことを書きました。
 木村剛さんの発言を汚してしまって申し訳ないです。アタマのおかしいニューハーフの暴言ですから、聞き流してやって下さい。
 それにしても、わたしがこういうことを書くと赤提灯のオヤジ風になってしまうところがブルースです。
 せめてオバハンにしといてください。

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