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2004年05月29日

OS9の日本語配列USBキーボード

 キーボードを買いました。
サンワサプライ USBハブ付スリムキーボード SKB-MSLUHWサンワサプライ USBハブ付スリムキーボード SKB-MSLUHW
 ある朝突然キーボードが御臨終されて、買い替えです。なぜかテンキー以外の操作を一切受け付けなくなっていました。
 実はこれで3つ目です。

 喫煙者の上、お茶を飲みながら作業したりするもので、すぐにキーボードが壊れます。最初のは牛乳をこぼして破壊しました。キーを全部外して清掃しても復活しませんでした。
 今回は焼酎だったので、死に水としては少し色気が出てきました
 前のことがあったので少し掃除して早々に諦め、早めに仕事を切り上げて探しに行きました。わたしのような薄汚いユーザーが使うと、スケルトンの向こうにホコリがたまったりしていて、どのみち見られた状態ではなかったのです。
 ところが、なかなか求めるものがありません。「OS9でUSB、日本語配列」という条件を満たすものとなると、ヴァリエーションがないのです。
 最初の店ではSKB-MSLUHWしかなく、「マックのユーザーはUS配列志向だから」などとヲタクな解説をされて速攻撤退。デフォルトでついてくるキーボードは日本語配列じゃないですか。ずっとそっちを使っていて、会社じゃWindowsなんだから、「2」のところに「@」があったりすると使いにくいんですよ。
 次の店でも右手の小指を斜上に上げる動作で「ここ、ここに@があるヤツ!」オバチャンライクな説明を繰り返します。そこでもサンワサプライのスリムキーボードしかありません。
 3件目、比較的品ぞろえが良かったのですが、絞り込むと結局コレしかないことがわかりました。なんということでしょう。
 いえ、このキーボードは良いですよ。美しいし、キータッチの軽いのがお好みなら最高でしょう。
 でも個人的に、パンタグラフは苦手なのです。爪が刺さるんですよ、キーとキーの間に、サクッと。爪を伸ばしている人ならわかって頂けるでしょうか。
 さんざん悩んだのですが、よく考えると悩むまでもなくコレしかないのです。買わずに帰っても、起動はするけどマウスしか使えないG3が待っているだけです。そんなシートの外れたランボルギーニみたいなモノが鎮座している部屋では、発狂してしまいます。
 残る選択肢は、色がホワイトかシルバーかという、それだけです。
 お兄さんに意見を求めると「機能は一緒ですからねぇ」。
 そんなことはわかってますよ。
 もう、退路はないんですよ。買うしかないんですよ。てか、買いますよ。
 ただ、主体的に何一つ選択できない以上、せめて納得できる理由が欲しいじゃないですか。自分を洗脳したいじゃないですか。ウソでもいいから「このキーボードで本当に良かった」とか思いたいじゃないですか。
「お兄さん、プライベートでもマックユーザー? ねぇ、まったくの個人的意見でいいから、ぶっちゃけ自分だったらコレでいいと思う? どっちの色にする?」
 しつこくカラみます。こうなったら、払った値段はお兄さんのトークで取りかえしてやる意気込みです。
「いやぁ、だって、コレしかないですからねぇ」
 だからそんなことはわかってるのよ! あんた絶対オンナにモテないよ!
「でも、色はどっちがいいかしら? やっぱりホワイトかな」
 執拗に愛を求めるうちに、少しずつですが、心の乾きを察してきてくれたようです。不器用ながら、考え込むフリをしてくれました。
「そうですね……どっちかというと……」
「やっぱり白?」
 わかって、お兄さん。真実が欲しいんじゃないの、こじつけでもいいから理由が欲しいだけなの。
 目をキラッと輝かせて、お兄さんは言いました。「ホワイトですよ、絶対」
 やった、わかってくれたのね! 愛してる!
「だって白いですし」

 ……カジュアルショップの店員だったら、即クビですね。

 でも、わたしの心には届きましたよ。
 ある意味100点ですよ。


補遺:慣れてきたらめちゃくちゃ使いやすくなってきました。ちょっと発見ですが、キータッチが軽いと、根拠もなく仕事がデキるようになった気分になります。お兄さんありがとう! 白いし!


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